申立ての書類集めをぼちぼち進めている中、サラリーマン生活で数少ない楽しみであるボーナスが支給されました。
支給額は手取りで95万円くらい。コロナの影響を多少なりとも受けている中、思っていたよりも支給してくれました。
本来なら喜ぶべきですが、自己破産手続き中の身、素直に喜べない事情が…
自由財産の上限を超えそうです
自己破産で残せる財産は現金で99万、預金で20万までです。(東京地裁の場合。裁判所によっては総額99万まで)
ボーナスでまとまったお金が入ったため、このままだと119万(現金99万+預金20万)の上限は超えそうです。
自己破産する人がそんなにお金を持っていることはないだろうと思う方もいるかもしれませんが、浪費やギャンブルで借金が膨れ上がっている私のような人は、返済が止まると意外なほどにお金が貯まっていきます。
毎月何十万も返済してた分がなくなるのだからそりゃ貯まるよね。逆に毎月それだけ支払っていたと思うと改めて借金の恐ろしさを感じます。
では、お金が貯まらないように使っていけばよいかというとそういう訳にもいきません。
これから家計簿を毎月提出していきますし、浪費や過度な出費は反省の色が見られないとされ免責が許可されなくなります。
私のように独身で養っている家族もいないケースでは、身の丈に合った生活をしていれば毎月数万円は余っていきます。
やれることは、適正な範囲内でほどほどにお金を使いつつ、なるべく早く申し立て準備を進め、現金が積みあがらないようにすることしかありません。
適正な支出はいくらなのか?
そもそも、平均的な支出ってどれくらいなのでしょうか?
借金生活で金銭感覚がぶっ壊れて、もはや普通の感覚が分からないので「30代、男性、生活費」でググってみました。
色々ありますが16~18万/月くらいの情報が多いですね。過去の全国消費実態調査でも30代の平均支出は165,553円/月だったらしいです。
自分の感覚よりだいぶ少ないんですが、そんなもんなんですかね?普通に生活してもそんなに抑えられる気がしないのですが…
都内なので家賃分は高くなるとして、20万/月くらいが適正なのでしょうか。
申立てのタイミングしだいではボーナス没収される?
改めて思ったんですが、申し立てのタイミングは気をつけないとですね。
給料やボーナスの後で現金が貯まった状態だと、自由財産を超えて没収されてしまったり、同時廃止の予定の人が上限(33万)を超えて管財事件になってしまう可能性もあります。
開始決定後に得た財産は自由財産(新得財産)になりますので、いくら収入があっても没収されることはありません。大きな収入の予定がある場合、開始決定後になるようにしたほうが良いです。
ちなみに、申し立て時点ではなく、開始決定時の金額なので気を付ける必要があります。裁判所によっては申立てから2週~1か月かかります。(東京地裁の場合は即日面接なので数日です)
ボーナスで弁護士費用を支払って手続き始めるか、開始決定後にボーナスが入るようにするのがベストかと思いますね。
まあ、そんなに思い通りにスケジュール進めるのは難しいですけどね。
今後の予定
とにかく今やるべき事は早く申し立てまで進めることなので、書類集め・作成を頑張ります。
年内には弁護士に提出できるようにしたいと思います。