ご無沙汰しています。久しぶりの更新です。
とある事情によりしばらく更新できずにいました。大きな問題が起きたわけではないですがなかなか面倒な事態に…
落ち着いてきたので、これまでの経緯を書いていきたいと思います。
なかなかレアなケースになってきたかもしれません。
突然の辞令。4月に転勤することに。
弁護士に書類を提出した後は、毎月の家計簿の作成と弁護士からの追加質問に回答するくらいでとくにやることはなく、現金がたまり過ぎないようほどほどにお金を使いつつ普通に生活していました。
3月くらいには申し立てできるかなと考えのんびり過ごしていましたが、2月のとある日に会社より突然の内示が
4月の人事異動で○○に異動ね
はい。(!!!。内心めっちゃ動揺)
東京から関西のとある所に異動することになりました。
転勤はたびたびある職種なのですが、コロナ禍でわざわざ動かさないだろうと油断していました…
コロナ禍での異動ということもあり、通常より前もって内示を出してもらえたのは不幸中の幸いでしたが、自己破産手続き中の身。どうなってしまうのでしょうか。
申し立てはどうする?
引っ越しして住所変更すると管轄の地方裁判所が変わります。その時点ではまだ申し立てをしていなかったので、3つのパターンが考えられました。
- 引越し前に現住所管轄の地方裁判所(東京)で申し立てをしてしまい、債権者集会など出席の必要があるときは転居先から東京に通う。
- 現在依頼している弁護士に、引越し後の住所管轄の地方裁判所に申し立てをしてもらう。この方法は弁護士によっては対応不可。対応する場合は出張費用必要。
- 引越し先で新たな弁護士と契約し、住所変更後の管轄の地方裁判所に申し立てをしてもらう。
どの選択肢にしても追加費用は避けられそうにありません。
弁護士に相談したところ、幸いにも依頼していた弁護士事務所の支店が転勤先の地区にもあったので、僅かな追加費用(引継ぎ費用)で②の対応が可能とのことでした。
ただし、担当弁護士は変わるとのこと。②と③の中間のような感じですかね。
もしくは、申し立て書類の作成はほぼ終わっているので急げば①の対応も可能とのことでした。
担当弁護士が変わる不安はありましたが、①の場合はコロナ禍で移動制限のリスクもあるので、引越しを待って、転居後の住所管轄の地方裁判所に申し立てをすることにしました。
信用ブラックでも賃貸契約はできるか?
自己破産手続きは引っ越しが終わるまで保留になりましたが、仕事の引継ぎ、新居探し、引越しとやることはたくさんあります。
心配なのは新居探しでした。11月に受任通知出してもらってからは一切返済していないので、ブラックリスト入りしているはずです。
信用情報を参照する保証会社だと審査が通らず賃貸契約できない可能性があります。
結果的には、入居審査は通り何の問題もなく賃貸契約できました。信販系の保証会社ではなかったので信用情報は見られなかったのでしょうか。
現金が貯まっていて助かりました
新居の初期費用、引越し費用、新居での必要品購入など、引越しには何かとお金がかかります。
引っ越し費用や手当は会社から出るにしても事後清算なので、数十万円の持ち出しが必要でした。
受任通知後は支払いをやめて現金が貯まっていたので問題なく払えましたが、去年の今頃の自転車操業状態では到底用意できなかったでしょう。
手続き途中での転居となり、面倒な部分もありましたが、昨年の時点で自己破産に踏み切っておいて良かったです。
必死で自転車漕いでいる時は気が付きませんでしたが、自転車操業は突然の出費で破綻します。
人生何があるか分かりません。もし迷っている方がいたら、少しでも余裕があるうちに早めの決断をおすすめします。
すぐに自己破産しろとは言いませんが、任意整理などの選択肢もあるので、支払いが難しくなった段階で検討したほうが良いでしょう。
今後の予定
住所が変わったことで住民票などの書類は出し直しました。
GW明けに申し立て書類の内容確認と今後の日程調整を弁護士とすることになっています。
思わぬ出来事があり、当初の見込みより伸びてしまいましたが、いよいよ申し立てです。
順調にいくことを祈っています!
コメント
コメント一覧 (2件)
多分引っ越したとしても、悪意があって逃げたりしているわけではないので、
これが初めての自己破産であれば、弁護士先生と裁判所によく反省している旨が伝われば大丈夫だとは思いますよ^^ ただ、その代わり2度と同じような過ちは出来ない、あってはならないという覚悟や反省の心も必要です
私の場合は、申立て前だったので何も問題なかったです。
申立て後でも仕事での転勤は認められるみたいですね。